こんにちは。
河合建築事務所・河合です。
8月から、あったかハウス河合建築事務所が診断した住宅の不具合と、診断、そしてリフォームを、1件ずつ事件簿風に書き記しています。
長くおつきあいくださいませ!!
第2回目は「原因が複数ある水漏れ」
CASE2:
15年前(2003年)に中古住宅を購入
入居当初から風向きによって階段ポーチに水が浸入する。
10年前に外壁塗装をしたときに、修理を依頼して処置をしてもらったが、
前と変わらず、
風がついた雨の日に水が入ってくる、タイルの割れも気になっている。
見せてもらって、笠木(レンガ壁上部のグレーの塗装部分)のさびがやけに気になった。
風除室があり、“これはオオゴトになりそう”と思っている中、『あまり予算が無い!』のお一言。
まあ良くある事。
さて予算と施工方法の試案のしどころで、ともかく水の浸入を止める事を第一に、見た目のことはそんなに気にしなくてもいいとの事。
水の出て来る風除室側(内側)の部分は水が止まってから処置する
と言う条件で、屋外側中心に検査し、補修工事を実施。
結果、笠木だけではなく手摺の付け根からも水が浸入していた。
お客様の声
10年ぶりに雨が降ると風向きで水が出てジメジメしていたのが無くなって、おまけに壁のタイルに白い粉がついていたのが、取れてきれいになって良かった!