断熱リフォームの施工手順を解説 石狩市・F邸を例に

札幌の断熱リフォーム会社 あったかハウス河合建築事務所の河合です。

フルリフォーム・高断熱改修は実際にどのように行われるのかを、石狩市・F邸の工事を例に順を追って紹介します。

施工前の住宅外観。外装はモルタル仕上げ

室内から壁や床を撤去して構造体を現しにする

断熱材を施工するために基礎の表面を平滑にする

基礎に発泡プラスチック系断熱材を接着剤で貼り付ける

モルタル外装も屋外側から剥がしていく

モルタル下地のバラ板などもていねいに取り去る

構造の状態もチェック。写真は基礎に鉄筋がちゃんと入っていることを示している

地面がむき出しの床下に防湿コンクリートを打つため鉄筋を施工

構造体の状態をチェックし、傷んでいる木材などは交換する

床下の地盤面に防湿コンクリートを打設

屋根も断熱材を敷いてしっかり葺き替える

板金仕上げ終了後の屋根

柱や梁は耐震性・耐久性を高めるため、必要に応じ金物などで補強

構造体の外側に発泡プラスチック系断熱材を施工

窓も断熱性が高いプラスチックサッシ・Low―Eペアガラスに交換

構造体外側に張った断熱材の上に透湿・防水シートを張り、通気胴縁を打つ

外壁の柱の間に吹込み断熱材を隙間なく施工する

室内側に防湿・気密シートを張って気密化する

配管や配線の貫通部分も気密テープなどを使ってきちんと気密化する

換気システムを施工

サイディングを張って外装仕上げ

内装下地の石膏ボードを張り、この後にクロスで仕上げる

建具も入って、いよいよ完成間近

暖かく快適な住まいに生まれ変わったF邸