雪庇止め(せっぴ切り)の設置

河合のリフォームノート12

20年来のお付き合いをさせていただいているお客様のご自宅の塗装工事を令和2年10月にあったかハウスが承りました。

私どもの工事をご覧になっておられたのか、ご近所の方からお声がけいただきました。

最初は外壁の塗装をしたいということでしたので、その話をしていくなかで『冬になると屋根に雪庇(せっぴ)ができて困っている』とのこと。

雪庇(せっぴ)止めに関する過去の工事例を写真でご説明して、外壁塗装と一緒に雪庇防止の工事を行いました。

雪庇(せっぴ)は冬の季節宮の風下側にできるので、札幌の場合は南東面にできることが多いです。

M型の無落雪屋根に雪が載り、吹雪になると屋根は雪でならされて平らになり、風下側には庇のような雪庇(せっぴ)が徐々に成長します。

雪庇(せっぴ)は屋根を越えて成長し、雪だけのつながりでせり出していくのです。

雪庇(せっぴ)止めは、雪庇(せっぴ)が成長するとある段階でとんがったナイフのような先端部分でせり出し部分ができないように雪を切るため、雪庇(せっぴ)ができにくくなります。