河合のリフォームノート19
2000年に新築し、築24年のおうち。
『お湯を出すと、どこからか水が噴き出る音がする。それがだんだんと大きな音になってきた。
ボイラーの元栓バルブを閉めると音が止まることがようやく最近わかった。お風呂も入れない状態だった』
とお客さま。
チラシとかTVとかに出ている業者に見てもらったら 調査や工事で200万円位かかるといわれたそう。
そこで、お客さまの知人から河合を紹介されたという経緯でした。
早速 現地を見せてもらいました。
壁掛けの灯油給湯ボイラーからお湯の配管バルブを開けると「シュー」から「ザーッ」っと水が壁に当たる音がする。
今まで聞いたことがない大きな水漏れ音だった。
床下に潜って調査してみると、案の定お湯がダダ漏れ状態。初めて見る光景だった。
お湯の元栓バルブを閉めれば水は止まるので、いったん戻って設備業者と再訪。その結果、壁の中を通っている給湯配管から漏れていることが判明した。漏れの原因は配管材の銅管にピンホールという小さな穴があいてしまったこと。
ピンホール部分を部分交換し、数万円で漏水が解決した。
床裏と床下が漏れた水でとんでもないことになっているが、室内の表面には水が出て来てないので、お客様は大したことはないと考え床を剥がすまでは必要ないと判断されたので、経過を見ることになりました。
※落ちついて、信頼のおける業者を探しましょう!
※予算がかかることでもありますが、床タイル下地にはコンパネという合板が使われていて、そのコンパネが水を含んだままなので、数週間たつと「カビと腐れ」が心配でもあるので、お客さまにはカビくささや床が変だと感じたら連絡をくださいと伝えてあります。