28年前(1996年)の木造住宅は窓リノベで暖かくなるか?

河合のリフォームノート23

N邸は、札幌市に建つ平成8年(1996年)築、28年前に新築された木造在来工法。分譲住宅でした。

家の面積は約30坪(約98㎡)3LDKです。

 

☆きっかけ☆

窓まわりが寒くて困っていて、数年前にある業者に頼んだが高圧的な対応で、Nさまの思いが理解してもらえず、工事に至らなかったそう。

そんな時 当社のサイトを発見してセミナーに来ていただきました。

工事内容をご理解いただき、サッシ交換をして家が暖かくなるのであればと補助金「先進的窓リノベ事業2024」を活用して今回決断されました。

 

既存の暖房設備:室内に2ヵ所

FFストーブが居間に1台

2階寝室の窓下に、パネルヒーター1ヶ所(床暖房配管利用)

 

※窓台は日焼けがひどく表面のシートが縮んでしまっていたので交換する際、ちょっと驚くことがありました。(写真)

サッシの内側のビスが、見える範囲では1本も止まっていなかったのです。もちろん、できる範囲でビス打ちを行いました。なお、窓台とともに写っているシルバーのシートは防湿・気密シートで、「ダンシーツ」と呼ばれるとても高価な製品と思われます。

 

工事の様子はこちら


樹脂差しの上からカバー工法で新しい樹脂サッシに交換する工事と、内窓の付け替え工事を行いました。

 

 

そして、工事が終了して暮らしはじめたNさまからメールを頂戴しました。

・2階の洋室2、洋室3の部屋は寒さを感じなくなりました。工事前はペアガラスの間に湿った空気が浸入して結露していました。

また、玄関も暖かくなったそうです。

 

居間は、出窓をそのままに内窓を取付しました。暖かくなり、とても効果が高かったとお喜びいただきました。

 

「暖かく過ごせることに満足しています」

と評価いただきました。