
今年2025-26年の冬、知り合いの方から「屋根からの落雪で窓ガラスが割れて困っている高齢の方がいる。何とかしてあげてほしい」
とご連絡をいただきました。
早速ご自宅へ伺うと、居間の大きな窓ガラスが割れていました。まずは「おケガはないですか?」
とお声がけしたところ、
「何ともないよ」とのことで一安心。
二重サッシの外窓ガラスだけが割れ、内窓のガラスは無事だったため、おケガがなかったようです。

軒先をはがしてたる木を新しくして、野地板を張る
本当に不幸中の幸いでした。あわせて屋根を確認してみると、軒先が折れ曲がり、軒天も外れかかっている状態でした。
お話を伺うと、以前降った雪と屋根からの落雪で、すでに雪を移動する場所(堆雪スペース)がなく困っていたそうです。
そうして積もった雪の上に湿った重い雪がさらに落ちて、窓ガラスを直撃してしまったとのことでした。

軒先を直して防水シートを張り、屋根を貼り直すため壁の一部をはがし、全面に水色のスタイロフォーム・防水シートを順に張る
お客様のご希望もあり、雪解けを待って(春までしのげる状態だったため)ガラス交換を行い、屋根を部分的に補修・葺き替え(ふきかえ)して、無事に工事は終了いたしました。

無事に工事が終わり安心したものの、「来年の冬もまた同じことが起きるのではないか」という不安がふと頭をよぎりました。
一気に湿った重たい雪が降ると、高齢で体力が低下している方にとっては、雪の移動も思うようにはいきません。
落雪の危険もあるため、軒下の硬い氷や雪を簡単に動かすことも難しくなります。
困りごとを解決に対して河合はなにができるか・・
このような問題は、これからの高齢化社会を迎えるにあたり、避けては通れない厳しい現実です。
今回の経験を通じて「自分に何ができるのか」を深く考えさせられました。自分の技術や経験を活かし、地域の困りごとを未然に防ぐような社会貢献が少しでもできればと考えています。