窓サイズ変更に伴う外壁の一部改修(中古住宅リノベーション・レポート4)

前回は室内の解体工事をご紹介しましたが、今回はほぼ同じ時期に行った屋外での作業の様子をお伝えします。屋外ではありますが、実は室内工事が少し関係しているんです。

こちらは、今回新しく使用する外壁材のサンプルと、元の外壁の色を見比べているところ。今回のリノベーションでは、外壁はしっかりしていて状態も良かったのでそのまま残すことにしました。では、なぜ新しい外壁材が必要なのでしょう?

それは、室内の断熱性を高めるため、何カ所かの窓を小さくしたり、窓をなくして壁にすることにしたからです。新しく壁になる部分は、外壁材が必要になります。

白い外壁に見えますが、一口に「白」と言っても、メーカーや品種、型番ごとに微妙に色合いが違います。建築当時と同じ外壁材が使えればよいのですが、何年か経つと商品が廃盤になっていることもあり新しい建材を探さねばなりません。少し離れた場所からも、元の外壁とマッチするかどうかを確認しました。

 

屋根まわりの再塗装

工事のスタートが11月だったので、冬はもうすぐそこ。雪が降る前に、屋根まわりの塗装工事も進めていきます。

〈工程1〉さび止めを塗る前に紙やすりで目荒らしを掛けます

〈工程2〉さび止めを塗ります。ローラーで塗れない部分をハケで塗っています。

〈工程3〉中塗り。この工程を入れることで塗装が長持ちします。

〈工程4〉そして仕上げ塗り。これで完成です。

 

次回は、室内の床工事をご紹介します。